自然遺産紹介
自然遺産とは、朝鮮半島で見られる動植物や地質の中で保存価値があると判断されたもの、美しい景観、そして自然と人工建築の調和が美しい空間を指します。
これらの自然遺産のうち、動植物や地質は天然記念物として指定され、保護されています。また、美しい景観や空間は「名勝」として指定され、保存されています。天然記念物に指定された自然遺産である動植物や地質、地形は、歴史的に関連するものや、学術的に重要なもの、または特別な景観を提供する場所が指定されます。動植物が死んだり、朝鮮半島の範囲外へ移動した場合は、天然記念物の指定が解除されます。そして、天然記念物に指定された動植物や地形、地質が一定の範囲に集中している場合、その地域は「天然保護区域」として保護されています。
美しい景観を指す「名勝」は、自然名勝、歴史文化名勝、そして複合名勝に分けられます。自然名勝は自然の景観が美しい場所、歴史文化名勝は自然と調和した人工建築物がある場所、そして複合名勝は自然の中に人文的な価値を持つ場所を指します。